Voice AIプラットフォーム企業Recho(レコー)が1.2億円の資金調達を実施

音声AIの革新的プラットフォームを開発する株式会社Recho(読み方:レコー、本社:東京都中央区、代表取締役:邱 実)は1.2億円の資金調達を完了したことを発表します。今回の調達はEast VenturesとW fundをリードインベスターとし、東大創業者の会ファンド他、エンジェル投資家などが参加しました。この資金により、VoiceAIプラットフォームを基盤とするVoice Agentの開発加速と事業拡大を進めます。
2024年4月のサービス開始以来、大手保険会社や月間利用者数億人を超える大手プラットフォーマーのシステムに組み込まれ、顧客とのコミュニケーションを円滑に進める基盤として機能しています。Voice Agentによる自動応対は、人間のオペレーターと遜色ない品質で顧客対応を行い、導入企業から高い評価を獲得しています。
株式会社Recho(レコー)の概要
株式会社Recho(レコー)は、「コミュニケーションの未来を創造する」をミッションに掲げ、VoiceAIプラットフォームとその応用であるVoice Agentを提供しています。当社の技術は市場検証段階を超え、複数の大手企業での本番運用が始まっています。自然な会話体験を実現することで、コールセンターをはじめとする顧客対応業務の効率化と品質向上を同時に達成しています。
資金調達の背景と目的
今回調達した資金は、VoiceAIプラットフォームの機能強化とVoice Agentのさらなる進化に投資されます。具体的には、様々な業界特有の要件に対応できるカスタマイズ性の向上に取り組みます。また、拡大する市場機会を捉えるため、AI研究開発の強化と優秀なエンジニアの採用を積極的に進めていきます。
Recho(レコー)が目指すのは、あらゆる企業が簡単に高品質なVoiceAIを活用できる環境の実現です。VoiceAIの力で企業と顧客のコミュニケーションを変革し、人材不足やコスト高騰という社会課題の解決に貢献します。
引受先コメント
【W fund】 W fund シニアインベストメントマネージャー 佐藤 直紀

創業時に続きRecho社に追加出資させて頂きました。コールセンター業務をはじめとしたコミュニケーション領域は、多くの労働人口を抱えた巨大市場となっていますが労働人口減少に伴いDXが急務となっています。Recho社はAI領域に専門性を持った人材が集まったチームで、大手企業様にも喜ばれる高い品質のAI Voice Agentを開発しその巨大市場の課題を解決していきます。今後Recho社が開発するAI Agentが次世代の顧客体験を実現していくことを楽しみにしております。
【East Ventures】

丁度事業のピボット前後でご一緒させていただき、我々East Venturesのシェアオフィスに入居されました。
そこからはオフィスの住民かくらい働かれ、時々夜ご飯一緒に食べに行った際もMTGなどで途中で抜ける事も度々で、ハードワークに驚きました。
その結果、事業を決めてから迅速に検証し、顧客と売上を積み上げられ、1年足らずであっという間に成長されました。
スピードが重要な進化と変化が激しいAI領域ですが、Rechoチームのこの強い実行力を武器に、社会の至る所にRechoのAIが存在する未来を信じてます!
【東大創業者の会ファンド】

東大創業者の会ファンド 共同発起人・事務局長 伊藤 豊
東大創業者の会は、東京大学出身の起業家および共同創業者などのCXOメンバーが300名以上集うコミュニティです。その中でも若くて成長著しいチームがRechoです。東大の理学部情報学科出身の若いメンバーを中心に生成AI技術に強いチームが、限りなく人間に近い音声AIエージェントの開発に取り組んでおり、プロダクトのデモを見た人はみんな驚くレベルです。Rechoの技術が世界を驚かせ、やがてあたりまえになっていく未来を想像しわくわくしています。